新型コロナウイルスの対応が長期化する中で、
医師、看護師が不足しているというニューを聞きますよね。
介護士も例外じゃないです。
業界全体で人手不足問題を抱えています。
人手不足だからこそ就職の採用率も高いはず!
介護業界への転職も有利に進めたいですね。
そこで今回は、介護業界の現状を知り、業界初心者でも転職に役立つポイントを紹介します。
介護業界に興味があり、転職を考えている人は是非いかしてくださいね。
介護士の求人倍率は人材不足だから低い!
転職する際、参考になるのは求人倍率です。
採用されやすいかどうかが分かりますからね。
即採用が決まれば、気持ちも楽になりますし、自信も湧いてきますよね。
就職しようとしている業界が狭き門なのかどうかを知ることは大事ですよ。
求人倍率は、2021年7月介護職は新規求人倍率6.10と高い。
介護士に就職しやすいと言えますね。
ちなみに、他の産業は前職業の有効求人倍率が1.93倍のため、
介護職の有効求人倍率は非常に高いことがわかりますね。
介護職は需要がある業界で、大注目の仕事!
ねらい目ですね。
介護人材が不足している切実な理由
「人がいないなら雇えばいいじゃない」って考えますよね。
そう簡単には行きません。
というのも、介護職は専門的な知識・技術が必要とされるから。
そればかりか、介護士は利用者さんの体のお世話や生活介助という責任の大きい仕事!
専門性と責任の重さがあるにもかかわらず、給与が安いという理由は人が集まらない理由のひとつです。
給与と責任がアンバランス
いろいろ意見はありますが、不満を言う人はどこの業界にもいますよね。
介護でも例外ではありません。
一緒に働いている介護士からも「責任の割に給与やすいよね」って言う人も…。
反対に施設側もジレンマを抱えています。
人が欲しいのに条件面で人が来ないと嘆いているんです。
やりがいのある仕事なので、条件面が整えば人も増えると思いますが、
まだまだ満足がいかない現状。
介護士の仕事の平均年収は約318万円で、
日本の平均給与461万円に比べると低い傾向ですね。
国も介護士の給与アップの為に取り組みがなされています。
令和元年10月の消費税率引き上げに伴う「介護職員等特定処遇改善加算」の導入により、
経験年数10年以上の介護福祉士を中心に更なる給与改善が図られました。
給与の面では改善が見られます。
これからも期待できそうですね。
体力的・精神的な負担が大きい
また、排泄介助や、おむつ交換などに抵抗を感じる人もいます。
慣れると平気なんですが、初めは戸惑う人もいますよ。
介護をするうえで、排泄介助は切っても切り離せない業務になるため、
仕事内容を考えると躊躇する人もいると思います。
介護サービスへの就業・転職に関する考え方では、
「体力的・精神的な負担が大きい」というイメージがあることが、アンケート結果からもわかりますね。
給与の割に精神的な負担や体力を使うため、敬遠されがちです。
でも、今は技術の発達により、介護ロボットなどを導入している施設が多くなっていて、
介護する側、される側も精神的・身体的な負担が軽くなりつつありますから、
思ってるより安心ですね。
理想と現実の違い
当初の雇用条件と異なる場合があります。
たとえば、「夜勤は週1回だけ」という条件で契約したはずなのに、
スタッフ不足で月に3,4回も夜勤をしなければならない状況にあることも。
こんな場合は自分が理想とする条件と異なるため、疲弊していくパターン。
また、目の前にある業務に追われてしまい、
入居者一人ひとりのニーズに応えきれないという理想と現実とのギャップに悩む場合があります。
でも、介護職はやりがいのある仕事。
やりがいを持ってイキイキと働いている職員さんは多くいらっしゃいますよ。
人の役に立ち喜ばれれば、このうえのない喜びが感じられ、
それをかみしめた経験は介護職の方の多くの人が持っています。
人の役に立つのって、自分も癒されるんですよ。
人材不足から見える介護業界の切実な問題
現在は、介護業界が人材を必要としているが「採用が困難」という問題が生じています。
公益財団法人介護労働安定センターが発表した、「令和元年介護労働実態調査結果について」によれば、
職員が不足している理由では、「採用が困難である」が90.0%で第1位でした。
採用が困難な理由としては、「人材獲得競争が激しい」という理由です。
施設を比較した場合、条件面や仕事面で良いところに人は流れちゃう。
だからといって、誰でもいいから介護施設で働いてほしいというわけでもないですよ。
人材が欲しいが、雇おうとする場合は施設側にも条件があります。
これらについて3つにまとめてみました。
無資格や未経験者では雇い入れは難しい
無資格者や未経験者では即戦力にかけるからです。
そればかりか、その人を教えるためにベテランか先輩介護士が付かなければならず、
人手不足で人を雇ったのに、逆に人がとられてしまうという悪循環になってしまうのも理由ですね。
また、入居者さんの命にかかわる事が起きる場合、対応できない可能性があり、
未経験者を雇うのはリスクがあります。
長期勤務者を好む
長く働いてほしいと施設側は考えています。
パートやアルバイトで週40時間の勤務ができる方が採用確率が高いです。
介護士の出入りが激しいという会社は利用者さんからしてみれば信用につながらないケースがあります。
会社側からしても信頼される介護士は、貴重ですし、長期に働いてほしいと考えていますから。
厚生労働省からも長期的に介護人材の確保や定着を図るために、
将来展望が持てる職場で働けるよう積極的な取り組みがなされています。
忙しい時間帯に働いてくれる人を入れたい
介護施設の一日のスケジュールの中にも、忙しい時間帯があります。
9時から18時は正社員や常勤の方で人に余裕はあり、そろっている状態。
朝の7時からの時間帯や、18時以降から20時までの時間は、
人が居なくて施設側としても厳しいでしょう。
その時間に勤務できる方を雇いたいと考えています。
自分の勤務条件を考慮して、上記の時間帯に勤務できるか検討してみても良いかも。
介護業界への転職に必要な事
介護業界、施設側が抱える現状を理解して転職することをお勧めします。
というのも、これから介護の世界で身を置こうと考えている場合、
介護業界の現状を知る事で、何が問題で何が問題じゃないのかが分かります。
また今後進むべき道も見えてきます。
これらを踏まえたうえで、転職成功のポイントと転職サイトを紹介しますね。
介護業界への転職のポイント
まず、資格を持っていない場合は、未経験可の求人を探してみましょう。
たいてい、未経験者の場合は資格をとるためのバックアップがあったりします。
ない場合は、受講することをお勧めします。
介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)などの介護に関わる資格を持っていることは就職に有利になりますよ。
介護の仕事は人の生活や命を預かる非常に責任のある仕事です。
知識や経験、技術が求められると同時に、
コミュニケーション能力が求められます。
関係者への報告、連絡、相談を密にしていきましょう。
以下のサイトは、未経験者や無資格でも幅広い求人を紹介してくれていますので、
一度覗いてみてもよいかもしれません。
転職しようとしているあなたにとっては、手厚いサポートで資格取得ができます。
しかも、働きながら0円で資格取得ができる「キャリアアップ応援制度」があり安心です。
掲載求人が多いところで見定めよう
どんな職場があるのか見てみたいし、比較検討したい。
求人を探す際、幅広く探したいという人にはおすすめ。
求人の数が多い分、より自分に合う職場を選ぶチャンスが増えますね。
介護ワーカーの最大の魅力は、他社では掲載されていない求人が多い点です。
地域密着型求人にも特化しています。
それゆえ、あなたに合った職場が見つかるかもしれません。
「年間転職成功実績10,000件」という実績は、転職するものにとって心強く魅力です。
条件をよく把握しよう
雇う側としては、せっかく雇用したのだから長く働いてほしいと願っています。
自分の働く条件が会社側とマッチしているかどうかという部分についても考えて、
面接のときに確認してみましょう。
おすすめサイトは、
介護ワークは、なんといっても内定獲得率が業界内でも高いです。
介護業界にぜったい就職したいと思っているあなたにとっては、内定がもらえると安心できますね。
また、転職した後の職場に対する満足度も90.1%と高い。
働いた職場に満足でき、ミスマッチを防ぐことができますね。
まとめ
超高齢社会が進む中、4年後の2025年には245万人の介護職員が必要になるとされており、必要とされる産業でもあります。
介護業界の人材不足の問題は、これからも間違いなく続いていく問題です。
この現状を知ることがまず必要ですね。
人材不足であるがゆえに需要があり、就職したい人にはチャンスですね。
それと、介護業界は、労働環境や給与など改善の余地はありますが、
それに引き換えてもやりがいがある仕事です。
利用者さんから「ありがとう」と直接言ってくれる仕事は、やって良かったと思う瞬間です。
今回お伝えしたことが介護職に就きたいと思う人の手助けになればと思っています。
介護の仕事を探すなら、まずは専門の求人サイトに登録しよう
介護の仕事探しは、専門的に扱っている求人サイトがたくさんあります。
ただたくさんありすぎて、どれに登録すればいいのか迷っていませんか?
1つに絞らないといけないなんてルールはありません。
複数のサイトに登録しておくと、それだけ探せる幅が広がるので理想の就職・転職先も見つけやすくなりますよ!
気に入った仕事があれば、その仕事を紹介してくれるサイトから応募すればいいのです。
それぞれのサイトで特徴があるので、とりあえず登録してみて、自分の希望の求人が見つかったサイトか、実際に自分で使ってみて使いやすいサイトをメインに利用したらいいですよ。
たくさんある中でも特徴的なサイトを4つ紹介します。
いずれも登録もサポートも無料です。
介護ワーカー |
---|
全国の8万件以上の求人を紹介する介護ワーカー。 介護職専門アドバイザーがサポートしてくれるので初めての転職でも安心ですね。 年間転職成功者数1万人を達成しています。全国12拠点の営業所を置き、地域密着の就職・転職ネットワークで職場の様子まで伝えてくれます。 サイトに公開されない非公開求人も15000件以上あり、登録して探してみると、理想的な求人も見つけやすいと思います。 もちろん、登録もサポートも費用はかかりませんし、非公開求人を探すためにも登録した方が良いでしょう。
|
かいご畑 |
---|
かいご畑の特徴は、なんといっても介護の仕事をしようとしているまだ無資格の人への手厚さでしょう。 かいご畑に掲載されている派遣求人で就業が決定した場合、介護の資格講座の受講料が0円になる『キャリアアップ応援制度』が利用できます。 介護教室も運営しているかいご畑ならではの強みです。働きながら資格取得を目指せるので、取得を待つことなく即現場で実践を積むことができます。 登録やサポートで求職者に費用はかかりません。 これから介護の仕事をしていきたいと思うなら、外せないサイトです。
|
きらケア求人 |
---|
職場の条件だけでなく、表面に現れにくい「雰囲気」があなたにマッチするかも大事にするきらケア。 気になる職場の雰囲気を専門のアドバイザーが伝えてくれます。 理想の職場を見つけるために、離職率や人間関係など求人に関わるネガティブな情報までも伝える徹底ぶり。 まだ転職をしようか悩んでいる段階でも相談に乗ってもらえたり、事前の面接対策や、面接に同行してのフォローも行っており、不安になりやすい転職活動を徹底サポート。 もちろん、登録もサポートも無料。 転職したいけどなかなか踏み切れなかったり、転職活動の不安を拭い去れないなら、登録してしっかりサポート受けましょう。
|
ココカイゴ転職 |
---|
ココカイゴの特徴は、名前の通り(?)独自の事業所インタビューで「ココ」だけの情報を掲載していることです。 職場の雰囲気や残業、年収など自分では聞きにくい部分をあなたに代わって聞いてくれているわけですね。 また、仕事探しをサポートしてくれるキャリアパートナーは全員が介護資格をもっており、求職者の立場に立って仕事の悩みや転職の疑問に応じてくれます。 もちろん、登録もサポートも無料です。 できうる限り仕事先について知った上で吟味したいという慎重派なら、登録しないのはもったいないです。
|