仕事での足の疲れって、なかなかとれませんよね?
特に介護は立ち仕事。
施設内を動き回ったり、介護利用者さんに付き添って歩いたりと、なにかと歩きまわります。
施設にもよりますが、介護士の平均歩数はだいたい1万歩~1万5千歩。
日本人の平均歩数の約2倍です。
足が疲れるのは当然ですよね!
今回は、仕事をしていて「楽だ」と思った足の疲れを軽減させる靴についてお伝えします。
疲れを軽減する靴ってどんなクツ?
介護用の靴を選ぶのも、たくさんの機能があるし、それにともなって種類もたくさんあり、選ぶのは大変ですね。
足が疲れにくいという点でおすすめなのは
足をしっかりとホールド(包み込み)するフィッティング性が高いナースシューズです。
自分の足に合わない靴を履いて過ごすと、足が疲れるばかりでなく、バランスをくずし、姿勢や膝、腰に悪影響を与える場合があります。
ナースシューズの種類
ナースシューズといえば、サンダルのようなものを思い浮かべやすいでしょうが、他にもタイプがあり、主に
- サンダル型
- パンプス型
- スニーカー型
があります。
このなかで足が疲れにくいタイプは、だんぜんスニーカー型です。
フィッティング性が高く、クッション性にも優れているため、
院内を歩き回っても快適だからです。
今回紹介するのは、スニーカー型のナースシューズのおすすめです。
介護に適したおすすめナースシューズ5選
足の疲れを軽減させてくれる靴として
フィット感
クッション性
サイズ感
から考えたおすすめを紹介します。
①【ケアウォーカー®︎700】
医療・介護従事者のために開発されたシューズです。
アシックスが開発したナースシューズ。
緊急時にも脱ぎ履きしやすいカカトが低いタイプですが、
通常の歩行では脱げにくい構造になっています。
そのため、ベッドの上に上がって作業する方はおすすめ。
【フィット感】
足を固定するところが工夫されているんです。
マジックテープ式になっていて、キュッと引っ張るだけで、簡単に靴の甲の部分が固定されます。
簡単にフィットでき、脱ぎ履きができます。
【クッション性】
クッション性は感じ方やお好みもありますが、中敷き前足部に「オーソライトⓇ」を採用。
踏ん張りがきき、安定性に優れています。
また、靴底は、屈伸運動しやすい形状など、さすがアシックスの製品。
【サイズ感】
靴幅は、女性の標準サイズである2E相当。
サイズ展開は22.5cmから30cmまでと、小さいサイズから大きいサイズまで対応しています。
サイズを選ぶ際、普段履きのスニーカーと同じ大きさで選んだも大丈夫。
普段履きスニーカーとは、ナイキやアディダスなどのスポーツメーカー品です。
普段履きが23.0㎝であれば、23.0㎝を選択してくださいね。
②ナースウォーカー🄬203
こちらもアシックスのシューズです。最先端のスポーツ工学の技術が取り入れられています。
スポーツシューズを開発しているのでフィッテング感は高いです。
【フィット感】
脱ぎ履きがしやすいベルトタイプが2本ついています。これにより細かいサイズの調整が可能。
【クッション性】
厚底のクッション素材です。
厚底ということは、俊敏性の点でやや劣りますが、その分疲れにくいです。
【サイズ感】
靴幅サイズはゆとりがある3Eです。
普段履きのスニーカーサイズの選択で大丈夫です。同サイズを選びましょう。
③ナースウォーカーⓇ509
私たち女性のために作られたナースシューズでいちばん良い靴です。
【フィット感】
このシューズの特徴としてマジックテープが長い事で、サイズ調整しやすい点が特徴。
長時間の立ち仕事で足がむくんできても、テープが長いので調整できるようになっています。
そうなることを見越して設計されていて、足がパンパンにムクむ人も嬉しい配慮ですね。
カカトもしっかりフィットする素材でできています。
【クッション性】
靴底には「αGEL®」という非常に優れたクッション素材が入っています。
※αGELは(株)タイカの登録商標です。
ビルの6階(18m)から生卵を落としても、
たった2cmの厚さのαGELシートの上で、
割ることのなくピタリと受け止めることができるクッション素材を採用。
また、靴底には通気口があり、長時間の立ち仕事で足のムレを軽減してくれます。
仕事で夕方、足の疲れやムレによる不快感を感じる人にはピッタリです。
【サイズ感】
普段履きのスニーカーと同サイズを選んでも大丈夫です。
靴幅は幅が広い。甲高でお悩みの方にもおすすめの3Eサイズ。
④メディカルエレパスCSS-706Si
ミドリ安全というワークシューズのトップ業界が開発したナースシューズです。
【フィット感】
靴で大事なのはフィッティング性ですが、マジックテープ2本ついており、サイズ調整可能。
フィッティング性と便利性でちょうどよいです。
【クッション性】
高反発なクッションが特徴。
「スプリングジョイⓇ」といわれる高反発素材を使い、クッション性が高く足が疲れにくい。
さらに、高反発がゆえに動きやすいです。
動きの多い方にはちょうどよい靴ですね。
【サイズ感】
サイズ感は、ナイキやプーマなどの普段履きスニーカーと比べると大きめに作られています。
そのため、24㎝の方は23㎝の選びましょう。
靴幅は、ゆとりがある3Eです。
⑤ナガイレーベンYN490
YONEX(ヨネックス)社とナガイレーベンがコラボレーションして作り上げたシューズです。
ナガイレーベンといえば、白衣メーカーの最大手。
YONEX独自が開発した「パワークッション®」が搭載されたナースシューズです。
【フィット感】
紹介するシューズの中で唯一の靴紐ですが、
サイドファスナーがあるため、調整しやすく、脱着しやすいです。
実は、高齢者にも人気の靴となっています。
【クッション性】
「パワークッション®」という衝撃・高反発材が使用されています。
卵を落としても割れずに、跳ね返えす素材です。
たいてい、クッションは衝撃を吸収するタイプと吸収するタイプに分かれますが、
この素材は、どちらも実現させているものです。
それにより、足が自然に前に出る力を生み、足にかかる負担を大幅に軽減します。
【サイズ感】
サイズは普段履きの靴と同じサイズで、余裕の3.5Eの靴幅。
細身の足幅の人は大きく感じるかもしれません。
まとめ
今回は、足に負担の多くかかる介護士のために「足が疲れない靴」を紹介しました。
歩き回る介護の現場で、靴選びは最重要課題。
靴を変えてみることで、介護利用者さんか転倒しそうな時も力強く支えることができ、
危険を避けることも可能です。
そればかりか、快適に動くことができ、心地よい履き心地が全身を疲労から守ってくれます。
フィット性、クッション性、サイズ感を考慮して、自分に合った靴を選びましょう。
ぜひ、あなたも足が疲れを感じているなら、靴を変えてみることをおすすめします。
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