介護のとき、エプロンは必要かどうか迷いませんか?
介護施設によってはエプロンは、してもしなくても自由なところが多いです。
家庭では、調理の際に衣服から汚れを防ぐために着用しますよね。
実は、エプロンは衣服から汚れを守るだけでなく、もう一つ大事な機能があるんです。
今回はエプロンの必要性をお伝えするとともに、
どんな場面でエプロンが必要になってくるかをお伝えします。
これからエプロンを用意しようかどうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
介護のときエプロンが必要な理由って?
エプロンは手に入れやすいものです。
安いもので100円ショップでも売られていますからね。
にもかかわらず、介護の仕事の時、着けない人がいます。
汚物を処理した服やトイレ介護で目立った汚れがないように見えますよね。
でも、実は服は汚れています。
衣服を汚さないのはもちろんですが、もう一つ大事な事は、
『感染予防』です。
感染予防の相手は、まさに目に見えない微生物です。
「自分が感染しないように」「人に感染させないように」、
感染の可能性がある対象物や微生物が身体に入ってこないように守ることが必要です。
そのためにも、エプロンで感染経路の遮断をすることを心掛けたいですね。
どういう時にエプロンの着用が必要なの?
身を守る意味でもエプロンは必要ですが、一日中同じエプロンでは衛生上にどうかと思いませんか?
利用者さんのトイレ介助をした後に、同じエプロンで食事の用意をするのは、衛生的に嫌ですよね。
食事は口にするものを用意するのだから、清潔な恰好で用意したいです。
その理由から、食事介護や準備の時のエプロンとトイレ介助や掃除の時のエプロンは、
別に用意することが望ましいです。
できることなら、「身体介護」「掃除用」「食事介助・調理用」と使い分けできるとグッド。
ただ、そんなにも用意できない、するのが面倒という人は、
介護の場面でエプロンの着用と脱衣をするという手もあり!
たとえば、調理の際はエプロンを着用し、トイレの付き添いなどの介護の場合は、
脱衣するといった臨機応変に対応もよいかも。
では、エプロンって種類も様々だけど、どんなものがあるのでしょうか?
介護の場面別おすすめのエプロンの種類
エプロンには大きく分けて、「胸当てのあるエプロン」と「腰につけるエプロン」があります。
介護現場で使われるのは圧倒的に「胸当てのあるエプロン」です。
下半身だけでなく、上半身も汚れを防ぐためです。
その「胸当てのあるエプロン」は形もさまざま。
いろんな種類が販売されていて、どう選んでいいのかが、悩ましいですね。
そこで、わたしがおすすめする介護の現場で使えるエプロンを3点紹介します。
H型エプロン
後ろのひもがアルファベットの『H』のように見えることから「H型エプロン」といいます。
おもな特徴としては、
- 脱着簡単
- 肩こりしにくい
- 肩ひもがズレにくい
キャラクターなどがついてるエプロンもあり、かわいいですよね。
デメリットとしては、身体のラインがでないため、スタイリッシュなデザインではないという点。
介護の現場では、あまりスタイルのことは気にならないと思いますが・・・。
私の友達がこのエプロンをしていましたが、本当にラクなようで、
「トイレの時、脱ぐのも着るのも簡単で早いよ」って言ってました。
かっぽう着型のエプロン
こちらは、昔ながらのかっぽう着型のエプロンです。
サザエさんのお母さん、舟さんの普段着としてもおなじみなエプロン。
特徴としては
- 脱着がかんたん
- 袖汚れをカバー
- 動きやすい
最近、この形のエプロンは、あらためて見直されています。
袖まで汚れをカバーできるため実用性が高く、脱着も楽です。
デメリットとしては、袖までおおわれているので、暑い季節には不向き。
私はこのタイプが好きで、家でよく着ますが、洗い物のとき効果を発揮してくれます。
長袖をぬらさなくて済み、汚れも服につきません。
一枚あると、とっても便利なんですよ。
ベスト型のエプロン
保育園の先生が良く身につけて、ベストのような形のエプロンです。
介護の現場にも適していて、今後ますます需要が増えそうな予感。
特徴としては
- 脱着がかんたん
- 動きやすい
- 肩のラインが広く、肩がこらない
物によっては、抗菌・静電タイプのもあるので、助かります。
デメリットとして、私の経験でお伝えしますね。
炊事でのこと、布巾を消毒しようと塩素をかけたら、あやまって自分の膝にかけてしまいました。
ひざ下まであるエプロンなら良かったのですが、
ズボンが漂白されてオレンジ色に変色されてしまったんです!
「あー、やっちゃった」って思ったのも後の祭り。
このエプロンのデメリットを改めていうと、丈が短いってことですね。
そのほか、機能的には、水をはじく防水性や撥水性があるエプロン。
これがありがたいですよ。
入浴介護の場合や食事介護の場合は水を使うため、どうしても身体をぬらしてしまうから。
それと介護のとき、突っ張りを防ぐ伸縮性があるエプロンもあります。
最近では、ニット素材やストレッチ素材のエプロンも登場しています!
動きにあわせて伸縮するため介護の邪魔になることはありませんね。
インターネットで、いろいろなエプロンのサイトもあるので参考にしてみてください。
不安なエプロンの特徴
「さて、どれにしようかな…」ってエプロンを見てると、
スタイルから色や柄、機能があるものもあり、さまざま。
介護に適したエプロン選びをしたいものですね。
ただ避けた方が良いエプロンがあります!
ここからは、介護現場では避けた方が良いエプロンの特徴をお伝えします。
身体にフィットしていないエプロン
「わたし、ゆったりサイズが好きなんです。」
服の上から着るエプロンだから大きめを選んだりしてませんか?
サイズは大きすぎたり、小さすぎたり、身体に合わないものは避けた方が良いでしょう。
介護をする際、邪魔になったり、動きにくかったりしてしまいます。
サイズも男女兼用から大きめもありますが、自分の体に合ったものを選びたいですね。
黒色
「黒色もオシャレで、引き締まって見えるからいいかも。」
でも、あまり介護職では見かけない色ですよね。
実は介護の現場では、唯一服装で避ける色が、
黒色の服装!
エプロンも例外ではありません。
ご高齢の方からは喪服を連想させてしまうためです。
介護の服装については以下のサイトでも説明しているので、参考にしてみてください。
「動きやすい私服じゃダメ?」介護士のユニフォームの必要性とは?
装飾の多いエプロン
不用意なボタンや意味のないファスナーがファッション性でついているのは避けた方が無難です。
小さいボタンは、利用者さんの誤飲の恐れもあり危険!
また、ファスナーは髪の毛などを挟む場合がありケガの恐れもあります。
相手を傷つけてしまう可能性のあるエプロンは、オススメしません。
まとめ
今回は、介護現場で働く人にエプロンの重要性についてお話をしました。
介護の場面ではエプロンはとっても大切な役割をします。
衛生的、感染予防のためにも着けた方よいですよね。
エプロン探しは、近くのドラッグストア―や大手スーパーにも置いていますし、
ネット通販も種類が豊富。
毎日の介護の場面でエプロンを上手に取り入れてみることをおすすめします!
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